志望動機・志望理由について考える

志望動機・志望理由について考えていきたいと思います。
最近の傾向からしても、転職を考える女性は相当数のものだと考えます。
しかしそうだとしても、転職を考える動機としては「この会社に何となく合わない」、「ほかの仕事がしたい」といった、理由が漠然としたものから、「セクハラにとても耐えられない」、「厳しい労働条件」などと明確な理由まで色々あると思います。
そこで、女性のための転職について考えてみたいと思います。

景気はまずまずといわれるようになりましたが、それでも安易な転職は、当然のことながら一考すべきものです。
世間で転職が認められるようになったとはいえ、ずっと同じ会社で継続して勤められるといったことのほうが、やはり評価が高いというのは、変わらないのではないでしょうか。

「現在の会社より条件の良い会社に誘われた」というような有利なことでしたら、転職も喜んでしても良いでしょうが、そのようないい条件の話があるのは稀でしょう。
転職する時には、その会社を志望する動機を聞かれるのと同時に、なぜ、前の会社を辞めたのかと聞かれるケースがほとんどだと考えます。

そのようなケースでは、「なんとなく...」という理由しかないのでしたら、採用するサイドの会社も、「うちの会社もなんとなく...で辞めてしまうだろう」と考えてしまいます。
従って、そのようにならないためにも、女性が転職するときには、ある程度の計画性を考える必要があるでしょう。

1.現在勤務している会社を辞める理由、すなわち転職の理由。
2.次に勤める転職会社の条件、女性の転職サイトなどでの調査。
3.次の仕事に必要になる、有利となるであろう資格取得、セミナーなどへの受講。
4.そして、女性のための転職に要する、ある程度の貯蓄。
止むを得ない事情がないのであれば、これらを最低でも準備した上で、転職活動には考えたいものです。

安易な動機は禁物です。条件が整わずキャリアアップとならないケースが多々あるようです。
ここでは女性のための転職について考えましたが、転職を検討する際には、よくよく考え直したほうが良いでしょう。